kNakajima's Blog

技術系のアウトプットブログです。

AtCoder 緑になるまでにやったこと

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はじめに

2018年10月27日の Tenka1 Programmer Beginner Contestにて,レート800に到達して緑レートになりました.というわけで今回は,自分がAtCoderを始めた時から緑レートになるまでを振り返ろうと思います.

2018年6月(AtCoder開始)

4年生になって研究室に配属され, 研究でPythonを使うことになりました.
Pythonに慣れるためにAtCoderをはじめて,漠然と緑になることを目標としました.

やったこと

qiita.com

AtCoderの入門として有名だったので, とりあえずやってみたという感じです.
プログラミングの経験はあったため, 100点, 200点の問題はサクサク解けました.
自分の場合, 300点問題に壁があるということをここで確認しました.

自分のレベル的に100点, 200点は解けて, 300点から解けなくなることがわかったため, ABCの過去問をD問題を除いて埋めていくことにしました.
1日2, 3回分くらいのペースでABC過去問を埋めていきました.
研究が忙しくなる7月半ばまでは,こんな感じで, ひたすら過去問を埋めていき,レートも右肩上がりでした. (約1ヶ月で茶色に到達)

 

2018年8月(停滞期)

研究の方が忙しくなってきたため,AtCoderの過去問を解く日課が消えました.
毎週コンテストにだけは参加していましたが,パフォーマンは上がらず, 8月, 9月はずっとレートが横ばいの状態でした.

やったこと

授業で教科書として利用していたことを思い出し,再び読み直すことにしました.
レート向上に直結したか言うとイマイチな気がします.
(探索,動的計画法を学べたのはよかったと思います)

 

9月, 10月 (緑到達)

再び過去問を埋める作業を開始.(少しだけ蟻本を眺めた)
この辺りで, ようやくコンテストの時間内に300点問題が解けるようになってきました.
解いた問題数も, 200AC突破.
レートの停滞も抜けだし無事, 緑に到達することができました.

 

まとめ (AtCoderで緑になるには,これをやりましょう!)

  • レートを上げるにはAtCoderの過去問を解く(多分一番効率が良い)  AtCoder Problems
  • AtCoderで緑に到達するにはABCで,100点, 200点問題を合わせて15〜20分で解けるようにする.300点も(3〜4回に1回くらいは)時間内に解けるようにする.
  • 400点以上の問題は解ける必要なし

 

問題集

300点問題まではアルゴリズムの知識がなくても解ける問題が多いですが,初歩的なアルゴリズムの知識を要求される問題も出ます.下記の問題は, 基本的なアルゴリズムの演習問題として優れていると思うので, ぜひやってみてください.